ウェブインターフェイス - 概要

システムへログイン成功時、ダッシュボード・ページが表示されます(下記の図を参照)。ロックされたチケットを表示し、キュー、ステータスおよびエスカレーション・ビューへのメニューから直接アクセスを許可し、さらに、新規の電話および電子メール・チケットの生成に対するオプションも保持します。さらに様々な基準を使用して、チケットのクイックサマリも表示します。

図:初めてのログイン成功後の画面

わかりやすさを改善するために、一般的ウェブ・インターフェースは異なるエリアへ分離されています。各ページのトップの列は以下のようないくつかの一般情報を示します。現在のユーザー名、ログアウト・ボタン、ダイレクトアクセスを備えたロックされたチケットの数のリストアイコン、新しい電話/電子メール・チケットなどを作成するリンク。さらにキュー、ステータスおよびエスカレーション・ビューに行くアイコンがあります。

アイコンの下の行はナビゲーション・バーです。システムのモジュールや異なるエリアへナビゲートしてくれるメニューを表示し、いくつかの全体的アクションを実行させてくれます。ダッシュボード・ボタンをクリックすることでダッシュボード行けます。チケット・ボタンをクリックすれば、チケット・ビューを変更したり、新しいチケット(電話/Eメール)を作成したり、あるいは特定のチケットを探索したりするオプションを備えたサブメニューを使えます。統計ボタンは、新しいものを作成し、既存のものを輸入して、登記済みの統計の概観からあなたが選ぶことを可能にするメニューを表示します。顧客ボタンはあなたを顧客管理スクリーンヘ導きます。管理者ボタンのクリックによって、管理者モジュールすべてにアクセスすることができます、それは新しい代理人、キューなどを作ることを可能にします。さらにチケット探索をするサーチ・ボタンもあります。

関連するアプリケーションがインストールされている場合、例えばFAQ、サーベイ、これらのアプリケーションを起動するボタンも表示されます。

ナビゲーション・バー下の赤いバーは様々なシステム・メッセージを表示します。OTRS管理者としてログインすると、このシステム・アカウントを使用して作業しない旨の警告メッセージを受けます。

現在表示しているセクションのタイトルの下に、いくつかのサブセクションがあります。別々のボックスに各1つづつ、作業中の画面に関する関連情報を含んでいます。

これらのボックスは各スクリーンの主要部分を含んでいます。それらは常に1つあるいはいくつかのカラムで表示されます。ボックスはそれぞれ、現在のスクリーンに関する関連情報(例えば指示、アドバイス、概観など)を格納することができます。さらに、各画面に関連するアクションを実行するために必要なフォームあるいはツールも表示されます。例えば、レコードの追加、更新、削除、ログのチェック、構成設定の変更等のアクションです。

最後に、ページの最下部に、サイト・フッタが表示されます(下図参照)。それは、直接OTRS公式ウェブサイトにアクセスするかあるいはページのトップへ行くリンクを含んでいます。

通常は、アイコン列、ナビゲーション・バーおよびフッタはウェブ・インターフェース上のすべての画面の中で同じに存在します。

図:フッター